ガイナを家の外側(かべ・やね)に塗ると、家の中に入ろうとする熱を減らすことが出来ます。
ポイント①
熱というのは、 熱い所 ~ 冷たい所へ移動する性質があります。
なので、特に夏場に効果を発揮します。
ポイント②
冬は室内の方が、外より暖かいため、熱が外に逃げようとします。
なので、家の中の保温効果に期待が持てます。
ガイナを塗って、より快適生活! はもちろんですが、
サイディング壁・スレート屋根の防水性も復活させて、家が長持ちするような工事を行わせていただきます。
K様 今日から、よろしくお願いします。
工事前の状態
現在のサイディング壁 スレート屋根の写真
(見積もり調査時の写真)
サイディング壁
西側 と 南側によく太陽が当たりますので、2面にガイナ塗装
他の面は、ナノコンポジットWという、無機物でガイナ塗装の仕上がりに似ている別の塗料。
スレート屋根
屋根材が傷んでいるので、下地強化塗料を最初に塗ります。
そのあとに、太陽熱を反射し、断熱できるようにガイナを塗ります。
1日目の作業 足場の組み立て
足場の組み立て完了です。
明日、高圧洗浄にお伺いします。
2日目 高圧洗浄を行います。
スレート屋根の高圧洗浄作業になります。
よごれ、コケをキレイに落とします、
外壁サイディングも、
ガイナを塗装しますので、しっかりと汚れを落としておきましょう。
雨戸 や 窓周りも
家の顔。 玄関ドアです。 K様 洗浄しておきました!
3日目 下地調整作業を行います
古いサイディングのつぎめ 撤去します。
撤去完了。 充てんは明日行います。
サイディング目地 以外の作業。
壁に、電気メーターがついています。 その電気メーターの配線コードを固定している、バンドが サビていました。
なので、ステンレス製に交換しておこうと思います。
(今日は外すだけで、すべての作業が完了するときに、ステンレスビスで復旧します)
こちらは軒換気口 。 サビがひどかったので、一度外しました。
外して、表面、裏面 全てサビを除去します。
K様 お約束していた アンテナの撤去です。
最初の段階で外しておきます!
4日目 サイディング目地 長持ちするように直します。
昨日、撤去したコーキング目地。
新しく目地を作り直します。 まずは、接着剤を塗ります。
目地の 奥底に、ボンドブレーカー というテープを張ります。
このテープを張ると、新しく充てんするコーキング材が 奥底に密着しなくなります。
新しいコーキング材を充てんして、ヘラで抑えます。
コーキングを充てんしたら、直後に目地カバー部材を取付します。
このような感じになります。
目地カバー部材を取り付けると、今後のサイディングのつぎめコーキングのお手入れはいらなくなります。
この目地カバーを 西面 南面 太陽がよく当たる面に取付します。
5日目 コーキングの続きの作業 & サイディング壁の下塗り
窓周りのコーキング作業になります。 雨が家の中に入るのを防止します。
写真は 接着剤を塗ってから、コーキング材を充てんしている様子ですね!
こちらはベランダの手すり まわり。 ここも雨漏りトラブルが多いヶ所です。
しっかりと止水コーキングをしておきます!
さてさて、外壁サイディングの作業を進めていきます。
ガイナを塗る前の塗装作業です。 『下塗り』 といいます。
この下塗りは、ガイナをサイディング壁に密着させるための効果があります。
また、特別仕様として、ガイナの熱を反射する効果を増大させる効果もある材料です。
サイディングの凹凸がありますが、しっかりとすべてに塗り込むように塗りました。
6日目 コーキング作業の続き & ガイナをサイディング壁に塗装
北側面 と 東側面のコーキング作業です。
こちらの面は、目地カバー部材は取付をしません。
(特に太陽があたる立地ではないため、目地カバーをつけなくても、長持ちします)
写真の作業は、接着剤を塗ってから、目地の底面にボンドブレーカーというテープを張っています。
ボンドブレーカーを張ることにより、コーキングが底面に密着しなくなり、
地震のときなど、伸縮、変形など柔軟に対応できるようになります。
充てんするコーキング材は、変成シリコンLMノンブリードタイプ という物です。
使用しているのは、セメダイン製で、『日本窯業外装協会』というところから、品質確保の試験をして合格している商品です。
単なる、変成シリコンLMノンブリードタイプとはレベルが違うんです!
窓周りも雨が入らない様に、止水コーキングをしておきましょう。
続きまして、破風板です。
太陽があたって、ボロボロになっていました。
まずはしっかりと下地調整をします。
下地強化塗装を多めに、多めに塗り込みます。
今日はここまでで、後日様子を確認します。
西側・南側面(太陽がよくあたる面)
ガイナ塗装を始めます。
ガイナを外壁・屋根に塗ると、夏場の熱の侵入を減らしてくれます。
K様 ご報告です。
今日、1度塗りをして分かりましたが、
塗装の厚みが確保できないため、塗る回数を増やしたいと思います。
サイディング壁に下塗り 1回 + ガイナ塗装 2回 で合計3回塗りをする予定でしたが、
ガイナ塗装 を3回に増やすことにしました。
状況に合わせて作業をさせて頂き、きっちりした工事をして、
お引き渡し出来るようにします。
若干工事日が伸びますが、ご理解をお願いします。
こちらは、軒天塗装。
(ベランダの下側) ここには、防カビ塗装をします。
太陽が当たらない面は、カビ対策をしておきますね。
7日目 北、東面の養生&下塗り 南と西の外壁はガイナ塗装
北側の外壁です。
南・西の外壁とは塗料の仕様を変えております。
今日からこの面も塗装作業をすすめます。
写真は塗装をするために、窓にビニール養生をしたようす。
北・東面の下塗り進めます。
南 ・ 西面 ガイナ塗装をすすめます。
しっかりと厚みを確保できるように塗り込みます。
8日目 全体の塗装作業。 報告・・・ガイナの工程を増やします
北側・東側の外壁塗装 下塗りの続きです。
タイル調サイディングの 凹凸の 凹部分にもしっかりと塗料が入り込むように塗ります。
下塗りがしっかり乾燥しているのを確認したら、
次は上塗り1回目。
使っている塗料は、 『ナノコンポジットW』 無機系塗料といわれる材料です、
代表的な特徴をご説明します。
・ 無機質なのでカビが生えにくい (北側などはカビが出やすいので、対策できる)
・ ツヤのないマットな仕上がりになる (高級感 ・ 重厚感)
・ 通気性があり、サイディングが湿気を含んでいたとしても、吐き出すことが出来る
・ ツヤのない塗料は耐久性が短いが、その中でも希望耐久年数が14年と長いため安心できる。
続きまして、南側 西側面のガイナ塗装です。
ガイナ塗装 3回目です。 下塗り ・ 上塗り1回目 ・ 上塗り2回目 ・ 上塗り3回目 なので、合計4回塗りです。
ですが、、、 まだです。
すいませんが、 もう1回 塗らせてください。
ガイナ塗装は、塗装の厚みを確保することが一番重要です。
3回目を塗ってみて、塗装の状態を確認したところ、
できればもう一度塗るのが理想・・・・ という状態なのが分かりました。
すいません。
これは本当にやってみなければわからい部分です。
(教科書通りに工事現場は進みません)
もちろんですが、追加費用は頂きません。
恐れ入りますが、工事期間に影響がでない様に努力しますので、K様のご理解をお願いします。
今日はここまでです。
また、明日以降 よろしくお願いします。
9日目 4回目のガイナ塗装
K様 本日はガイナ塗装の4回目。
しっかりと厚みを確保させることが出来ました!
窓にずっと張りっぱなしだった、ビニール養生も撤去しておきました。
(ガイナ塗装面のみですが・・・ ナノコンポジットWを塗っている面は引き続きよろしくお願いします)
K様 ありがとうございます!
めっちゃうれしいです! 頑張ります!
でも、
今日は天候が不安なので、これ以上の作業はやめて、帰社します。。。
みなぎるパワーは明日以降で使います!
10日目 付帯部の作業 下地調整 & 仕上げ
K様 先日のパワーを今日は発揮したいと思います!
北東のコーナー サイディングの劣化していた所は新しくなっています。
ジョイントコーキングを充てんします。
屋根と破風板のからみ。
ここは、雨がたまる仕組みになっていました。。。
なので、しっかりと下地調整をして直します。
下地調整材は乾燥に5時間ほどかかります。
続きまして、外壁サイディング ナノコンポジットWを塗装。
(北側面と東側面です)
これが上塗り、仕上げになります。
キレイに仕上げられました!
窓のビニール養生も取ってあります。
K様 サイディングの角があちこち割れてました。
(工事中に発見した部分です)
そのままでは長持ちしないという判断をしましたので、
サイディング用のコーナー金物を取付しておきます。
破風板です。 下地調整材が乾燥したので、セラミック塗装を塗ります。
雨トイも一緒にセラミック塗装。
まだ、残っていますが、今日はここまでにします。
K様 引き続き、よろしくお願いします。
11日目 スレート屋根の塗装を進めます
今日から屋根の作業を進めます。
まず、鉄部の塗装からです。
写真は 棟押さえ板金 へのサビ止め塗装の様子です。
ガイナを塗る前に、サビ対策はきちんとしておきます。
次はスレート屋根に塗装します。
塗っているのは、スレート屋根材の表層強化の役目がある塗料です。
屋根の乾燥待ちの間に、 『屋根裏 換気口』の塗装を仕上げて、取付しました。
こちらはサビがひどかったので、外してから塗装をしておきました。
物干しです。
塗る予定はありませんでしたが、少し汚れていたので一緒に塗っておきますね!
屋根の表層強化のために塗った塗料が乾燥しました。
続きを行います。
棟押さえの補強です。
この部分、 強風で飛ばされることがあります。
ステンレスのビスでばっちりと固定をしておきましょう。
次はガイナの接着剤を塗ります。
この接着剤(下塗り)は、熱を反射する効果を高めてくれる作用があります。
今日は、スレート屋根の表層強化をして、次にガイナの接着剤を塗りました。
明日以降に、ガイナを塗り進めていきます。
今日はここまでです。。。
12日目 スレート屋根 タスペーサーの取付&ガイナの塗装
今日は、屋根のガイナ塗装を進めます。
仕上げまで行う予定です。
昨日、下塗りを2回おこなった、スレート屋根。
まずは、ガイナ塗装1回目です。
K様 色は事前に打ち合わせをさせていただいた配色にて作業を進めております。
外壁サイディング回りの仕上げです。
今回、コーナーが割れているのに気が付いたので、補修用の金物を取付しておきました。
こちらの部分もキレイに塗装をしておきます。
軒天まわり、インターホン回りなど 見切りの仕上げ。
タスペーサーの取付作業になります。
屋根、重なり目が埋まっていまうとマズイことになります。
スレート屋根材は90㎝の幅になっていて、横並びになっているつぎ目から、少々雨が入ります。
ここから雨が入るのは問題ないのですが、
重なり目が埋まっているのと、横のつぎ目から入った雨が抜けられなくなり、
雨漏り・・・ ということが起きることもあります。
なので、注意しておかなければならない作業の一つです。
ガイナ塗装 2回目です。 塗料の厚みを確保するように仕上げます。
そして、そして、ガイナ上塗り2回目が乾燥した後、
更にもう一度。
ガイナ塗装 3回目です。
これでもか! ってくらい塗りました! (下塗りから数えると、合計5回塗り)
って、必要だからしっかりと塗らせて頂いただけですけど、、、。
ガイナ塗装 の完成の様子です。
キレイに仕上がりました!
13日目 清掃・片づけをします
地面に落ちている塗料のカスや、テープのごみなどを集めます。
石があって、すき間に落ちているのは掃除機で吸い込みます。
窓サッシの清掃。
こちらもペンキが付着している所を入念にチェックしながら仕上げていきます。
K様 今日、全体を見直しました。
あした、手直しをして作業が完了となります。
14日目 細部の仕上げと最終チェック
細部の仕上げです。
エアコン配管の保護テープ まき直しをしておきましょう!
エアコン配管が室内に入るところ。 ここには粘土が詰めてあるのですが、古くなっていたので交換しておきました。
見直しチェックをします。
ハケで見切り補修。
K様 玄関ドアです。 取っ手部分の銀色がはがれていた箇所 直しておきました!
後日、足場を解体し、清掃をしたらすべての作業が完了となります!
【ガイナ塗装 最終日】 足場の解体 清掃
この足場を解体します!
足場の解体 そのあとの家の周りの清掃です。
掃除機を使って、ごみを集めます。
外壁をもう一度チェックしました。
少し気になったヶ所は最後の直しです。
全ての作業が完了しました。
ガイナをしっかりと 屋根 外壁に塗らせていただきました。
K様 工事中のお茶、お菓子など色々ありがとうございました!
今後は自主的に点検にお伺いさせていただきたいと思います。
これから 10年 15年 すえながく良いお付き合いが出来るように頑張りますので、今後とも宜しくお願いします!